笑心笑明
集めた小噺のネタも、300選を超えました。見たり聞いたり作ったり、古いネタや新しいネタ、記載できないネタもありますが、笑うことによって、心、明るくなれば幸いと存じます。
おもしろ小噺bU
こばなし
その1
「モノレールの故障が直りました」
「モー乗れる?」
その2
「君、太ったね」
「はい、デブ症(出不精)なもんで」
その3
「うちの秘書はどこへ行った?」
「軽井沢です。」
「何をしに?」
「たぶん避暑でしょ」
その4
「それでは自己紹介をお願いします」
「私、少し遅れてまいりました藤原と申します。さきほど近鉄電車が脱線しまして混雑しております。以上、事故紹介でした。」
その5
ある社員がいつも会社に遅刻してくるので、社長が叱った。
「おい君、今日も遅刻じゃないか」
「すいません、電車が遅れたもので」
「電車が遅れた、電車が遅れたって、いつも同じ理由じゃないか」
「すいません」
「今度から、遅れる前の電車に乗れ!」
(江川ひろしの話し方教室より)
その6
「年中無休と言ってたから、お盆に君の店へ行ったら休みだったぜ」
「ああ、ごめん、お盆の3日とお正月の3日、合わせて6日、年中6休(むきゅう)なんだ」
その7
「この本の要約できたか?」
「はい、ようやくできました」
その8
「学校の先生が家へ来ると言ってたけど、いつ来るんだい?」
「今日行く(教育)と言ってたよ」
その先生がやって来まして、「先生、うちの子供の試験の成績はどうでしたか?」
「解答欄に何も書いとらん」
その9
「ねえ、お母さん、どうしてイモを食べるとおならが出るの?」
「それはね、イモとおならは姉妹(きょうだい)だから」
「どうして?」
「イモがお姉(ねえ)さんで、おならはイモ音(妹)よ」
その10
今年の夏は猛暑で、あまりの暑さで気が変になりますが、また、そういう人が多くなりました。
ある人が、近鉄の難波駅で、奈良へ帰るのに切符売り場でまちがって、「難波一枚!」と思わず言ってしまった。切符売り場の駅員もあわてまして、「すいません、今、切らしてますわ」
その11
ある父親が、まだ3歳位の子供に、「今日は集金日だから、家にいろんな人がやって来るけど、お父さんは留守(るす)と言っておくれ、お父さんは二階で寝てるからな。わかったかい?誰が来ても、留守と言うんだよ」
「うん、わかった」と言うわけで、そこへ酒屋さんがやって来ました。
「ボク、お父さんは?」
「ルス」
「そうかい、ところでボク、ルスってどういう意味か知ってるの?」
「うん、知ってるよ、二階で寝てることだろう」
その12
ある近所の亭主が亡くなって、後に残された奥さん、一段と美しくなって、近所の男どもの注目の的。「未亡人は、どうしてあんなに美しく見えるんだろうな」と、もっぱらの評判。
それを耳にしたある男、「そうか、俺も早く、未亡人になった美しい女房の顔が見たいな」
その13
ここから、しばらくは艶(つや)話。
ある旅館に新婚旅行の夫婦が泊った。初夜を迎えて、二人共ともそわそわ落ち着かない。双方、そちらの方は初体験なもんで、要領がつかめない。きっかけをつかめずに花嫁が、もじもじしていると、たまたま停電になった。「まあ、この旅館、気がきいてるわねぇ」
その14
ある未亡人の家に下着ドロボウが入った。いろいろ部屋の中を探しまわり、下着をつかんで窓から逃げ出そうとしたところ、未亡人が帰って来た。
「ちょっと待って、中身の方を・・・・」
(三笑亭 夢丸著 新しいかくし芸アイデア集,有紀書房刊)
その15
あるお城にお殿様(とのさま)がおられまして、殿の前をおかかえの女中が通り過ぎようとしたところ、"プーッ"とおならをこいてしまった。
「こやつ、無礼者め!百たたきの刑に処す」というわけで、その女中を捕(と)らまえまして、尻をめくって100回叩こうと、そのふっくらしたお尻を見ていると、お殿様、その気になってしまいまして、とうとう手込めにしてしまった。女中もまんざら悪い気もしなかったようで、それからしばらく経ったある日のこと、その女中が殿様の前にやって来まして、「お殿様」
「何じゃ」
「申し訳ございません」
「どうした」
「ただいま、おならをこきました」
その16
「オーイ、中村君、どうしたんだよ、さえない顔してよ」
「ああ、大変なんだよ」
「大変って、何が大変なんだよ」
「実はね、うちのせがれが病気になってね」
「病気って、なんの病気だい?」
「それがねぇ、ほら、若い時によくかかる、人には言えない、たちの悪い下の病気よ」
「あっそう」
「そのせがれの病気がね、うちの女中にうつしやがってね」
「あっそう」
「その女中の病気がね、俺にうつったんだよ」
「あっそう」
「その俺の病気がね、女房にうつったから大変なんだよ」
「ええ!そりゃ大変だ!俺も病院に行かなくっちゃ」
(江川ひろしの話し方教室より)
その17
最近は、浮気とか不倫とか、いろんな問題が週刊誌をにぎわしておりますが、ある浮気好きの、ちょっと頓馬(とんま)な亭主がおりまして、浮気をして帰った夜は、いつもパンツを裏がえしにして、はいているんですな。女房が、その亭主のパンツを見るやいなや、「あんた!また浮気したね!」と、いつも雷がおちます。
その亭主が、ある日、夜遅く帰ってまいりまして、きっちり浮気をしておりまして、女房、もうカンカンです。早速、亭主のパンツを確かめますと、どういうわけか、その日に限ってパンツは表向きでした。
「おかしいなあ?」
女房、一瞬考え込みまして・・・・・、「ちょっと、あんた!今日は二回もやってきたね!」
その18
ある浮気好きの亭主がおりまして、毎晩夫婦げんかが絶えません。
「ちょっとあんた!こっちへ来なはれ!え、ほんまに、どない思うてなはんの、ええかげんにしときなはれや、ちょっとは世間体(せけんてい)のことも考えたらどないでんの、ほんまに、この人いうたら、浮気ばっかりしてからに、え、ほんまに、あんたが毎晩毎晩、浮気ばっかりするもんやさかい、え、見てみなはれ!このおなかの赤ちゃんかて、誰の子やわからしませんやろ!」
その19
ちょっとこの辺で、お口直し、いや、お耳直しに、昔よく聞いた古典落語の枕で、桂米朝さんがしゃべっていた"ギャンブル"のネタを二つ紹介しましょう。
何ですな、ギャンブル好きと言うのは、なかなか直らないものでして、止めようと思っても、またやりだしてしまう、一種の病気みたいなもんでんな。
「オイ、わしな、今日からギャンブルは止めるでぇ、ギャンブルと言うギャンブルは、金輪際(こんりんざい)止めるでぇ」
「おまえなぁ、そんなこと言うたかて絶対に止められへんて」
「いや、止める」
「やめられへんて」
「やめる」
「やめられへん」
「やめる」
「やめられへん」
「そんなこと言うんやったら、やめるか、やめられへんか、一丁掛けようか!」
ギャンブルにもいろいろありますが、昔、大阪の地下鉄工事をしていた職人の間で流行(はや)った賭け事がありまして、地下で工事をしておりますと、上を見上げると、小さな隙間(すきま)から上を歩いている人の動きが見えるんですな。少し卑猥(ひわい)な話ですが、下から見上げると女性のスカートの中まで見えまして、その女性のスカートの色を掛けておったんですな。
「よし、わしは白色に掛けよう」
「そうか、そしたら、わしは白以外の色に掛けよう」
「わかった。白やったらわしの勝ち、白以外はおまえの勝ちや、ようし、楽しみやな・・・・・、早う来いよ・・・・あっ来た来た」
「何や、男や」
「こらっ、男はあっちへ行けあっち、しょうもない」
「あっ、今度はまちがいなく女やでぇ、さあ、来た来た!」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「勝負なしや!」
(最近は勝負なしの女性が増えてるそうですな)
その20
勝負ごとにもいろいろありまして、私は将棋なんかが好きですが、あの将棋というのも、へぼ将棋ほどおもしろいもんでございまして、やってる方は何が何だかわからないこともありますな。
「あんちゃん」
「何だよ」
「ボクの王様、何処(どこ)へ行ったか知らない?」
「オレ、持ってるよ」
「どうして?」
「だってさっきよ、オレが桂馬で王手飛車を掛けたときね、しんちゃんが、飛車の方、逃げただろう。だからオレ、取るもの無いから、王様取っちゃたよ。」
「あっそうかい、まあいいや、ところであんちゃんの王様も無いけど、どうしたの?」
「ああ、オレの王様ね、取られちゃいけないと思ってね、腹巻の中に隠してあるんだ」
「それはずっこいよ、ここに出しなよ」
「あれっ、ない。・・・・・あった、あった、パンツの中までずれ落ちていたよ」
「どうりで、二つの金に挟(はさ)まれていては、詰まないはずじゃ」
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